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足立区の認可保育園に入りたい!入りやすさは?

投稿日:2018年9月29日 更新日:

 

足立区といえば、治安が悪いランキングで上位になることが多いですが、エリアを選べば住みやすい穴場の街とも言われています。日暮里舎人ライナー、東武スカイツリーライン、つくばエクスプレスなどの路線が通っており、都心と埼玉県をつなぐ窓口となっています。主要な路線がいくつも通っている北千住駅はとても栄えており、住んでいる人の満足度は高いようです。

 

そんな足立区における認可保育園への入りやすさを確認してみましょう。

 

1.【足立区】認可保育園の定員数

 

足立区に住む0歳~5歳の子供の数は31,827人です(2018年4月1日時点。足立区年齢別人口表より)。ここ10年ほど都内では子どもの数が増えて40%ほど増えていますが、足立区は逆に子どもの数が減っています(HPでは2012年7月までの数値しか公表されていないので、2012年~2018年の増減を掲載しています)。埼玉県など東京都近郊エリアの推移に似ているのかもしれません。

 

年齢 2018年 2012年 増減 増減率
0歳児 5,072 5,415 -343 -6%
1歳児 5,178 5,380 -202 -4%
2歳児 5,439 5,508 -69 -1%
3歳児 5,425 5,603 -178 -3%
4歳児 5,292 5,372 -80 -1%
5歳児 5,421 5,265 156 3%
合計 31,827 32,543 -716 -2%

 

 

それに対して認可保育園の定員数は12,773人(小規模保育含む、保育ママ含まない。足立区は良いのか悪いのか分かりませんが保育ママが180人近くいます・・・めちゃくちゃ多い!)です。全体に占める割合は約40%となっています。

 

もちろん全員が保育を必要としているわけではないでしょう。育休中であったり、専業主婦(夫)家庭であったり、同居家族が子どもの面倒を見ていたりするかもしれません。0歳~1歳であれば、まだ育休取得中かもしれません。4~5歳は幼稚園に入っているかもしれません。

 

足立区で認可保育園が足りているのかどうか、実際のところは事項以降で確認してみましょう。

 

 2.【足立区】認可保育園の内定結果(2018年)

 

それでは、2018年4月の結果(一次利用調整)を見てみましょう。

 

前年度の結果を公表するか否かも自治体によってバラバラですが、足立区で公表されているのは、「保育園毎の申込者数」「保育園毎の内定ボーダー」となっています。23区内ではトップクラスの開示状況です。

 

申込者数は第1希望から第5希望までの延べ人数となっているため内定倍率は算出できませんが、0~2歳は100%超えになっていると予想されます。3~5歳は各学年で100人以上の空きが出ているので、どこかしらの認可保育園には入れる状況と言えます。

 

3.【足立区】認可保育園に内定している人たち

 

それでは足立区の認可保育園に内定しているのは、どのような家庭でしょうか。

 

足立区においては一般的なフルタイム共働き世帯は23点×2=46点となります(主たる保育者が3年以上就労で3点、1年~3年未満で1点加点)。新規の入所申請で既にその施設に兄弟姉妹が在籍しているかまたは二人以上の申請で、同一施設を希望している場合には2点加点されます。また18歳未満で未就労の子どもが3人以上いる場合(多子世帯)には1点加点されます。

 

認証保育所(家庭的保育(保育ママ)・小規模保育は除く)などに有償・月ぎめで 2ヵ月以上前から預託して職場復帰している場合には2点加点されます。

 

同指数での優先順位は、次の通りです。

 

1 区内在住者(転入予定者含む)

2 ひとり親世帯

3 世帯における保護者の実施基準指数の最高位の者を比較し、実施基準指数が高い世帯

4 実施基準指数の合計が高い世帯

5 希望保育施設に在籍児のいる世帯

6 保育料を滞納していない世帯

7 年齢上限のある保育所等の卒園児

8 転所申込<入所申込

9 育児休業中の者を除き、認証保育所等により長く預けている者(単位:日)

10 双子以上同時申込

11 同一住民票上に障がい者がいる世帯

12 同一住民票上に未就学児(審査対象児童以外)の人数が多い世帯

13 同一住民票上に13歳未満の子ども(審査対象児童以外)の数が多い世帯

14 同一住民票上に18歳未満の子ども(審査対象児童以外)の数が多い世帯

15 保護者の基準指数に用いた要件以外の要件(出産、求職活動を除く)がある世帯

16保護者の市区町村民税の合計額が低い世帯

17 調整指数表 23 番に該当しない世帯

18 足立区に引き続き居住している期間が長い世帯(保護者のどちらか長い期間を適用)を優先する(単位:日)

 

 

※足立区の選考基準はコチラ

 

 

これらの前提条件を基に、足立区の認可保育園に内定している人を推定してみましょう。

 

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【0歳児クラス】フルタイム共働き(3年以上)ならば希望園に入れる

内定ボーダーが50点の園もありますが、多くの園は内定ボーダーが48点、最低ボーダーは25点となっています。3年以上就労しているフルタイム共働きであれば49点あるので、ほぼ確実に希望園に入れるでしょう。内定ボーダー50点の超人気園は、すでに兄弟児が在籍している、もしくは認証保育園に預託して職場復帰する等で加点をつければ狙うことができます。

 

なお就労期間が3年未満の場合には47点または46点になるので、希望を叶えることは難しく、どこかの認可保育園に入ることが出来ればラッキーというところでしょう。すでに兄弟児が在籍している、もしくは認証保育園に預託して職場復帰する等で加点をつければ希望が叶う可能性もできます。

 

【1歳児クラス】フルタイム共働き(3年以上)ならば希望園に入れる

0歳児クラスよりも難易度が上がります。多くの園の内定ボーダーは48点ですが、50点の園も少なくありません。なんと内定ボーダーが54点という人気園もあります。最低内定ボーダーは驚きの11点です(他のクラスは48点なので、人気がない園という訳でもなさそう)。内定ボーダーは年度や年齢によって異なるので、運次第ですね。

 

3年以上就労しているフルタイム共働きであれば49点あるので、希望園に入れる可能性が高いでしょう。

 

【2歳児クラス】フルタイム共働き(3年以上)ならば希望園に入れる

一般的には2歳児クラスは募集枠自体が少ないので難易度が上がることが多いのですが、平成30年4月に開所する新規園が14あるため、募集枠に余裕があったようです。このため全体として難易度は高くなく、人気園とそれ以外で内定ボーダーが割れています。人気園は54点~50点ですが、他はバラバラです。最低内定ボーダーは驚きの15点です。

 

【3歳児クラス】希望者全員が入れる

2歳児クラスが上限の保育園からの卒業生が転園してくる年次になります。足立区の場合は上限ある保育園からの卒業生は4点加点なので、ほぼ最優先してもらえると考えて差し支えないでしょう。

 

一般的には2歳児同様、そもそもの募集枠が少ないのですが、平成30年4月においては新規園による募集枠が多かったことから、全体の傾向として難易度は高くありません。2歳児クラスとほぼ同様です。なお定員割れしている園もあるので、保育園を選ばなければ確実に入れる状況のようです。

 

【4~5歳児クラス】希望者全員が入れる

幼稚園という選択肢も増えるためか、希望者数がガクッと減少します。一方で、多くの保育園で空きがある状況となっていますので、どのような指数であっても希望の園に入れる状況となっています。

 

4、結論

 

結論:3年以上働いているフルタイム共働き夫婦であれば確実に入れる

 

子どもの年齢にもよりますが、3年以上働いているフルタイム共働き夫婦であれば、確実に認可保育園に入れる状況のようです。なお3年に満たない場合であっても希望園を限定しなければ認可保育園に入れる可能性は高いでしょう。

他の自治体の状況と比較してみてくださいね!

 

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