そろそろ認可保育園の1次選考の通知が来る頃ですね。
保活激戦区に住んでいる方は、「通える範囲の保育園は全て記載したのに、全部落ちてしまった」ということも有り得ると思います。
保育園が確保できなかった場合、一体どのような対策が考えられるでしょうか。ここでは考えられる対策を5つを紹介します。
1.育休を延長して保育園を探し続ける
苦肉の策ですが、まずは育休を延長して、ひきつづき保育園を探し続けるという方法が考えられます。
育休を延長するときは、育休手当の延長の手続きも忘れないように!認可保育園の不承諾通知が必要です(育休はいつまで延長できる?延長手続きの期限までに不承諾通知を受け取ろう!の記事を参照)
ただし保活激戦区の場合は翌年度以降も保育園への入園が難しい状況は続くと思われますので、ただの延命措置ということにもなりかねません。次年度以降の保育園の入りやすさを把握しておきましょう。
エリアによっては幼稚園に入れる年代のクラスならば保育園は入りやすい傾向にありますので、そこまで育休で粘れるならば粘ってみるのも手です。ただし幼稚園にすら入ることが困難なエリアもありますので、お住まいのエリアの状況を改めて確認してみましょう。(都内23区の状況はコチラ)
幼稚園への入園も厳しいと思われる場合は、しばらくは1あるいは2の方法をとって様子を見つつ、適宜情報収集をしながら3、4、5のいずれかに移行する必要があるでしょう。
2.育休中に第2子を産む
1の方法の延長です。「育休だって、せいぜい2~3年しか取れないよ!」という場合には、育休中に産休に突入してしまうのも手です。
金銭的には、いったん復帰してから産休に入ったほうが産休手当やら育休手当やら出るので嬉しいですけど、背に腹は代えられませんからね。
育休中に第2子を産むことで育休を長く取得することができます。幼稚園に入れる年代のクラスならば保育園にも入りやすくなりますので、上の子を保育園に入れることはできるようになります。
ただし、問題の先送り感は否めません。上の子は保育園に入れたは良いものの、下の子の保育園問題は残り続けることになります。兄弟加点をつければ下の子も保育園に入りやすくなる見込みがあるならば、この方法は選択肢としてアリでしょう。その見込みがなければ、いささか厳しい状況になるかもしれません。
3.保育園に空きがあるエリアに引っ越す
最も即効性がある解決策は「保育園に入りやすいエリアへの引っ越し」ではないでしょうか。保育園に空きがあるエリアを確認し、その状況に変化がないうちに引っ越しするという単純明快な解決策です。
子どもが小さいうち、そして第2子がいないうちに第1子を認可保育園に入れておくのがベター。そうすれば第2子も計画が立てやすくなります。
保育園に入りやすい区はこちら→【2018年】認可保育園に入りやすい区ベスト5&ワースト5(東京23区)
4.ベビーシッターを利用して職場復帰する
「保育園が見つからないならば、ベビーシッターを利用したら良いじゃない」という、必殺マリーアントワネット的な解決策です。一般的には1時間あたり2000円程かかりますので、2,000円×8時間で一日16,000円ですね。16,000円×20日で一月32万円ですね。
普通に使うのには、ちょっと勇気が…というか、お金が…足りないかも…。
小池都知事が認可保育園の代わりにベビーシッターを活用する方針を打ち出しており、いくつかの区はベビーシッター費用の補助事業を始めることを明示しています。(ベビーシッター利用支援事業についてはコチラ)
目黒区の場合は1時間250円で利用することができます。そうすると、月あたり4万円で済みますね。これは助かります。ベビーシッターを利用して職場復帰しておくことで、次年度以降の認可保育園の選考の際には加点がつけられるのならば、ベビーシッターを利用して職場復帰というのは選択肢としてアリだと思います。
(いつまでも保育園に入れずにベビーシッター頼りとなるリスクもないではありませんが^^;)
5.会社員を辞めて新しい生き方を探す
もはや万策尽きた・・・。
「そもそも、私は会社員として働き続けたいのだろうか?」という方は、いっそのこと、会社員を辞めて新しい生き方を探してみるのも良いかもしれません。
子どもを保育園か幼稚園に入れるまでは、なかなか自由な時間は取れないと思いますが、スキマ時間を使ってプログラミングの勉強をしてみる、アフィリエイトブログを作成してみる、ライターの仕事を試してみる・・・等、興味があることに挑戦してみるのは如何でしょうか。
これは最終手段ではありますが、保育園に入れずに無念の退職をしてしまった場合であっても、「自分が活躍できるフィールドはある!」と希望を持ってほしいと思います。
筆者は会社員をやりながらですが、新しい生き方も模索しています。
まとめ
保育園に落ちたとしても、解決策はあります。
慌てずに、具体的に可能性のある方法を模索してみてください。
きっと良い方法が見つかるはずです。