子どもは1人いてくれるだけでも幸せだけど、「兄弟が増えたら更に楽しいのかな?」なんて想像することもありますよね。
子どもは授かりものなので、“年歳差にしよう!”と狙っても叶わないかもしれません。
とはいえ想像するのは自由です(笑)
1歳差、2歳差、3歳差、4歳差で兄弟が生まれた場合を想定してみましょう。
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目次
1歳差の良いところ・困るところ
1歳差の良いところ
・子育て期間が短くて済む
・子ども同士が仲良くなる
・育休を連続して取得できる
・保育園に兄弟同時入園
年子の場合、子育ての時期が集中しているため大変な時期が短くて済むというメリットがあります。また、年齢が近いので兄弟で一緒に遊ぶことも多く、仲良し兄弟になりやすいようです(反対に中高時代などで周囲と比較されてライバルになりやすい年齢差でもあります)。
会社員で育休を取得できる環境に居る場合、上の子の育休と連続して下の子の育休を取得しやすい点もメリットです。一度復帰してから再度育休を取得するよりも自然な流れで育休を取得できますし、育休手当も減らさずに済みます。
併せて読みたい>>
2人目の育休を連続で取得しても育休手当は貰える?
また1歳児クラス、0歳児クラスと保育園に同時入園させることで加点がつきやすく、認可保育園に入りやすい年齢差でもあります。
1歳差の困るところ
・乳幼児期は大変!
・上の子のケアが必要
0歳児、1歳児どちらも世話するのが大変な時期ですので、お世話が重なる乳幼児期は親の負担が相当なものになります。
1歳というのは「人間らしい感情が育つ時期」「お母さんと強い絆で結ばれている時期」になります。周囲の関心を引くため、わざといたずらしたり、何でも1人でしてみたり、その一方で嫉妬や独占欲をコントロールできない年齢。
赤ちゃんがいたら「お母さんをとられたくない!」と思いのままの感情をぶつける場面が想定されます。本人は赤ちゃんの世話をするつもりでも危険な目に合わせてしまう可能性も。
1歳差がオススメなケース
・子育てを早めに卒業してバリバリ働きたい方
・育児サポート体制が手厚い方
子育ては短期間で済ませて、またバリバリ仕事に邁進したいタイプの方にはオススメです。ただし、そのぶん子育て期間が大変になるということですので、夫婦ともに育休を取得したり、祖父母のチカラを借りたり、ファミサポやベビーシッターなど育児サポート体制を整えられる方でないと厳しいかもしれません。
2歳差の良いところ・困るところ
2歳差の良いところ
・子育て期間が短くて済む
・育休を連続して取得できる
・保育園の兄弟加点が狙える
・七五三が一緒
年子とほぼ同様ですが、子育てを一気に済ますことができるというメリットがあります。年齢が近いので兄弟で一緒に遊ぶこともできるかもしれません(反対に中高時代などで周囲と比較されてライバルになりやすい年齢差でもあります)。
会社員で育休を取得できる環境に居る場合、上の子の育休と連続して下の子の育休を取得しやすい点もメリットです。一度復帰してから再度育休を取得するよりも自然な流れで育休を取得できますし、育休手当も減らさずに済みます。
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2人目の育休を連続で取得しても育休手当は貰える?
一度復帰して上の子を認可保育園に入れている場合に限定ですが、兄弟加点のおかげで下の子も認可保育園に入りやすくなります。
また2歳差だと七五三を同じタイミングでお祝いできるというのも嬉しいところですね。
2歳差の困るところ
・イヤイヤ期と出産が重なる
・兄弟がライバルになりやすい
2歳といえば、自己主張が一番激しい時期になります。自分の思い通りにならないとダダをこね、家族を困らせることが多くなるでしょう。
赤ちゃんが泣こうが、嫌がろうが、自分の思いのままに向かっていくような時期ですので、なかなか目を離すことができません。
また、中高で一緒になることが多く、学校のあらゆる場面で比較されることが増えるためライバル関係になりやすいのです。
2歳差がオススメなケース
・子育てを早めに卒業してバリバリ働きたい方
・育児サポート体制が手厚い方
・上の子を認可保育園に入れられた方
1歳差とほぼ同様です。子育ては短期間で済ませて、またバリバリ仕事に邁進したいタイプの方にはオススメです。ただし、そのぶん子育て期間が大変になるということですので、夫婦ともに育休を取得したり、祖父母のチカラを借りたり、ファミサポやベビーシッターなど育児サポート体制を整えられる方でないと厳しいかもしれません。
また上の子が認可保育園に入園できている場合には兄弟加点がつくため2歳差の兄弟がオススメとなります。
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3歳差の良いところ・困るところ
3歳差の良いところ
・上の子がしっかりしている
・余裕をもった子育てが出来る
・保育園の兄弟加点が狙える
・受験が一緒
3歳は知的好奇心が旺盛になるとともに、思いやりが芽生える時期です。親にしてみたら、1歳児、2歳児に比べるとグンと子育てが楽になると感じられる時期でしょう。
赤ちゃんが来ることで、変化に耐えようと「赤ちゃん返り」をすることもありますが、温かく受け止めてあげれば大きなトラブルにまではなりません。1歳差、2歳差に比べて余裕を持った子育てが出来るでしょう。
年の差がハッキリしているので兄弟でライバルになりにくく、お互いを尊重したり、いたわったりする関係性を育みやすいようです。
また、上の子を認可保育園に入れている場合に限定ですが、兄弟加点のおかげで下の子も認可保育園に入りやすくなります。3学年差だと、中学校、高校、大学の受験が同時に終わるので、家族の負担が減らせます。
3歳差の困るところ
・子育て期間は長くなる
3歳にもなると上の子がしっかりしているので、子育て期間の大変さは1歳差2歳差に比べると楽になります。一方で、子育てにかかりきりの期間が長くなります。2人とも3歳になるまでには6年かかることに。
3歳差がオススメなケース
・しばらく仕事は程ほどでも問題ない方
・余裕をもって子育てに取り組みたい方
・子どもの可愛い時期を堪能したい方
子育てに注力する期間が長くても大丈夫という方であれば3歳差はオススメです。子どもが最高に可愛いと言われる0~3歳の期間を1人ずつ落ち着いて堪能することができるので、親子ともども満足度は高くなるでしょう。
また上の子が認可保育園に入園できている場合には兄弟加点がつくため、保活も有利になります。
4歳差の良いところ・困るところ
4歳差の良いところ
・上の子が頼りになる
・余裕をもった子育てが出来る
・保育園の兄弟加点が狙える
4歳ともなると上の子が頼りになります。赤ちゃんが生まれてくることを楽しみにして、ママの身体を気遣ってくれるでしょう。上の子が戦力になるので、今まで以上に余裕を持った子育てが出来るようになります。
上の子を認可保育園に入れている場合に限定ですが、兄弟加点のおかげで下の子も認可保育園に入りやすくなります。一方で上の子が小学生に上がる前のタイミングで保活を終えないと兄弟加点がつかなくなります。友人はこのケースで苦労していました。
4歳差の困るところ
・子育て期間は長くなる
・兄弟で遊ぶことは少ない
4歳にもなると上の子が頼りになるので、2人目の子育ては余裕をもって対応することができるでしょう。一方で、子育ての期間が長くなります。
また4歳も離れていると兄弟で遊ぶという関係にはなりにくいようです。
4歳差がオススメなケース
・仕事も育児も頑張りたい方
・余裕をもって子育てに取り組みたい方
・子どもの可愛い時期を堪能したい方
・“小1の壁”対策に育休を取りたい方
1人目復帰後にしばらく仕事に注力して2人目・・・ということもできるので、仕事も子育ても頑張りたい方には4歳差はオススメです。また子どもが最高に可愛いと言われる0~3歳の期間を1人ずつ落ち着いて堪能することができるので、親子ともども満足度は高くなるでしょう。
また上の子が小学校に上がる際、下の子の育休で対応することもできます。上の子限定ですが、小1の壁対策もできますね!
何歳差の兄弟が理想か
ということで1歳差、2歳差、3歳差、4歳差で兄弟ができるケースを想定してみました。
仕事や育児への考え方、環境によって理想の年齢差は変わってくるのではないでしょうか。
ただし「理想は〇歳差!」と2人目の妊活を始めても、思い通り授からないということもあります。
「何歳差になるかは天に任せてよう」くらいの心持ちでいるほうが穏やかに過ごせるかもしれませんね^^