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誕生日と学年の不思議な関係。4月1日生まれは上の学年になる理由。

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4月1日は新年度の始まりの日ですよね。新入生や新入社員にとってはドキドキと緊張する日です。

 

そんな4月1日に生まれた子は、当然、その学年になるものと思いきや・・・

 

上の学年(つまり、その学年で最も年下)として扱われることになります。

 

一体、なぜなんでしょうか。

 

先日、「チコちゃんに叱られる」でチコちゃんに教えてもらったことを、みなさんにも紹介しますね!(笑)

 

 

4月1日生まれは上の学年

 

2019年4月1日に生まれた子は、“2018年度の学年”になります。

 

同じ学年のなかでは、最も誕生日が遅いことになります。

 

2019年4月2日に生まれた子は、“2019年度の学年”になります。

 

同じ学年のなかでは、最も誕生日が早いことになります。

 

「新年度が始まってから生まれたのに、なんで前年度の学年になるの?」

 

なんだか、とっても不思議ですよね。

 

 

4月1日生まれが上の学年になる理由

 

4月1日生まれが上の学年になる理由は、

 

「うるう年の2月29日に生まれる人に配慮してのこと」

 

なのだそうです!

 

え? なんで、うるう年が関係あるの??

 

と疑問が残ると思いますので、もう少し解説しますね。

 

 

年齢計算に関する法律

 

「いつ人は年をとるのか?」

 

なんだか哲学的な命題のように見えますが、実は法律で定められているんですね。

 

「年齢計算に関する法律」では民法143条を適用すると記載されているのですが、簡単にまとめると、

 

「誕生日の前日午後12時に1歳年齢が加算される」ということになります。

 

つまり、4月1日生まれの人は3月31日午後12時に1歳年齢を重ねることになります。

 

 

学校に通う年齢

 

それでは、学校に通い始めるのはいつからでしょうか?

 

これも学校教育法で定められています。

 

「保護者は子女の満6才に達した日の翌日以後における最初の学年の初めから、満12才に達した日の属する学年の終わりまで、これを小学校(中略)に就学させる義務を負う」

 

 

はい、「満6才に達した日の翌日以後における最初の学年」ここがポイントです。

 

学校は4月1日から始まるので、3月31日において満6歳になっていれば通うことになります。

 

4月1日生まれは3月31日午後12時において年齢を重ねていますので、3月31日に満6歳になっているとみなされて学年が前倒しになるというカラクリなのです!

 

 

年齢計算は うるう年 に配慮

 

年齢計算に関する法律は、なぜ「誕生日の前日午後12時に1歳年齢が加算される」と定義しているのでしょうか。

 

素直に「誕生日の当日に1歳年齢が加算される」とすれば良いのに、不思議ですよね。

 

この理由は、うるう年の2月29日に生まれる人に配慮しているためです。

 

誕生日の当日しか年齢を重ねないことになると、2月29日生まれの人は4年に1つしか年齢を重ねることが出来なくなってしまって困るからです。

 

ふむふむ、たしかに同級生が40歳になっても、自分だけが10歳では困ってしまいますね^^;

 

1日生まれは要注意

 

この年齢計算の話は4月1日生まれに限った訳ではなく、1日生まれの人にとっては年金や保険加入、選挙のときも影響してくるそうです。

 

5月1日生まれの人は4月のうちに年齢を重ねることになるので、年金の支払いも本当の誕生月よりも1ヵ月早く開始することになります。逆に、年金の支給も1ヵ月早くなります。

 

そして、育休延長の締め切り期限にも影響してくるので要注意!

 

4月1日生まれは3月、5月1日生まれは4月・・・と前月における保育園の不承諾通知が必要になってきますよ!

 

>>育休延長の期限はコチラ

 

 

早生まれは不利

 

同じ学年のなかでは低月齢ほど、スポーツや勉強で不利になるという研究結果もあります。

 

月齢が進んだ子のほうが体力や知力が成長するのは当然ですが、どうじても同じ学年だと比較されてしまうことになります。

 

小さいうちに自信を失ってしまうと、(本来は差がなくなったはずの)大きくなった後にまで影響が残ってしまうのです。

 

この点は家庭で気を付けるのは難しいものはありますが、同じくらいの月齢が多いクラスに入れることが出来れば子どもにとっては楽かもしれません。

 

認可保育園は春夏生まれが多く、認可外保育園は秋冬生まれが多いのは保活によるものではありますが、通っている子どもたちにとっては月齢が近い同士で過ごす方が楽かもしれませんね。

 

>>早生まれの保活はコチラ

 

 

4月1日生まれは少ない

 

誕生日の人数が多いランキングで見ると、4月1日はワースト5位になっていますが、逆に4月2日はベスト2位となっているんですね。

 

これは、4月1日だと学年が前倒しになってしまって色々と困るだろうから、担当する医師が「少しだけ遅らせて4月2日にしよう!」と考慮しているからではないかと思います。

 

陣痛促進剤を入れる時期、帝王切開をする時期というのは医師が選ぶことができますからね。

 

 

まとめ

 

誕生日と学年の不思議な関係は、うるう年によるものだったんですね!

 

チコちゃんのおかげで長年の謎が解決しました笑。

 

「年を重ねるのは誕生日の前」というのは、他にも色々と影響してきそうなので、覚えておいて損はないですよ!

 







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